谷根千探訪

東京・谷根千界隈の古き良きおすすめの場所を紹介するブログです。

東京の東と西について

本屋が好きです。

ずらっと並んだ本の棚を見ると、何か期待感が膨らみます。探している本が置いてあると嬉しいですし、探してない本と思わぬ出会いをしても嬉しいです。何か悩みがあると本屋に行きます。何も悩みがなくても本屋に行きます。本屋に行けばだいたい解決します。

 

先日、ふらふらと本屋に行き、森まゆみさんの本を買いました。森まゆみさんは”谷根千”の名付け親の方です。

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森まゆみさんの「東京ひがし案内」

ブログを書くようになって、もっと谷根千のことを知りたいなと思い、こういうときにはやっぱり本屋だ!と、本屋に行き、出会いました。

森まゆみさんは文京区千駄木生まれの作家さん。谷根千「谷中・根津・千駄木」という地域雑誌を創刊された方で、ここから谷根千という名前が付いたそうです。森さんの深い知識と鋭い考察の軽快な文章はとても楽しく読むことができます。

 

話はそれますが、ブログって書くのが大変ですね。今まで発信することのなかった私はブログの文章を書くのも一苦労です。ちょっと書いては消して書き直し、なかなか進みません。毎日更新している方ってすごいなあ・・・。ブログを書いているすべての方を尊敬します。

 

話を戻して、森まゆみさんの本ですが、東京の東側、文京区とか台東区とか墨田区とか荒川区とかそっち側の街について語られていて、とっても面白かったです。自分の住んでいるエリアのことが書いてある本というのは面白いものですね。その土地がもともとどういうところだったかとか何があったとか、若いころは街のことなんて知りたいとも思わなかった気がしますが、人間的に成長した証でしょうか。

東京って、大きく東側と西側に分かれると思うんですね。イメージですが。そして、西側の方がなんとなくおしゃれ感がある気がします。洗練されててスマートな感じというか。あと若い感じ。西側というのは世田谷区とか渋谷区とか杉並区とかですが、さらにしぼると自由が丘とか代々木上原とか二子玉川とか中目黒とか代官山とかです。

西側をもっと西に行くと神奈川があるのでその辺のことも関係しているのでしょうか。神奈川には横浜があって鎌倉があって江の島があって箱根があって。おしゃれエリアな感じがします。

 

以前は西側に住んでいました。なんか住むのに人気のエリアが多いんですよね。東横線沿線なんて私の中で東京の最高ランクに位置してました。いちばんおしゃれ!って感じです。そのころは西側と東側を比べてたわけではないんですが、東側のことをただ知らなかったんですね。

 

ですがあるとき住む場所の候補に谷根千が入ってきて、実際に住んでみました。10年位前です。するとだんだんとはまってきて、なんか居心地がいいぞって思って、今や東側のことを粋だなーと思ってます。変に着飾ってない感じがいいんだと思います。

 

あと渋い建物が多いんです。和洋折衷という雰囲気の建物です。湯島のニコライ堂、旧岩崎邸、駒込の旧古河庭園、立派な建物もありますし、普通の民家でも情緒たっぷりの時を刻んだ建物がそこかしこにあります。写真を撮ってる人も多いですよね。

悲しいことにそういう建物がだんだん取り壊されているという現実もありますが・・・。できれば残ってほしいのですが、持ち主の方からしたら維持が大変とか、住む人がいなくなってとか、いろいろあるのでしょうね。

 

そんなかっこいい谷根千ですが、住み始めて困ったことがありました。なんだか部屋が湿気っぽいのです。今の家もその前に住んでた家も。家というかマンションですが。なんか西側に住んでた時と違う・・・気のせいかな?何年もそう思ってたのですが、部屋の角にカビが生えたことがあり、大変なショックを受けました。なんでなんで?と疑問に思ってましたが、冒頭の森まゆみさんの本に答え(ヒント?)が書いてありました!

もともと根津のあたりは海だったそうで潮が引いて今のような地形になったそうです。

縄文海進のころは本郷台と上野台の間は海だった。そして潮がひいたあと藍染川という小さな川と、それが注ぐ不忍池が残ったというわけである。

それで湿度が高いと。納得!縄文海進っていつだ?えー、、「最終氷期の最寒冷期後(約19,000年前)から始まった海水面の上昇」を指すそうです。19000年前。そんなに前なんですね。そんなころの影響がいまもあるんですね。地球規模で見たら19000年というのはそんなに前じゃないのかも。あと単純に以前住んでいた場所よりも海側だから湿っぽいということもあるのかも。

 

ブログ始めて間もないせいか書いていると何書いてるんだか分からなくなってきて、今回は本屋について書くつもりだったのですが、いつの間にか東京の東と西に話になってしまいました。本屋についてはまた別の記事で書きたいと思います。起承転結のある文章を目指していきたいです。そのうち書けるようになるでしょうか。

それでは。