谷根千探訪

東京・谷根千界隈の古き良きおすすめの場所を紹介するブログです。

自然を求めて東京大学の中へ。三四郎池のほとりで和む。

先日弥生美術館・竹久夢二美術館に行ってきましたが、その帰りに三四郎池にも立ち寄りました。

 

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都会の中にあって自然そのままという感じの三四郎池

というのも、美術館から数分の場所にあるから。美術館を出てすぐの道の向かい側に東大の弥生門があり、そこから入れば歩いて3分くらいで着きます。

 

三四郎池

三四郎池というのは、夏目漱石の小説「三四郎」にちなんでつけられた愛称で、東京大学の敷地内にあります。熊本から東大に行くために上京した主人公の小川三四郎が、ヒロインの美彌子に一目ぼれする場所がこの池。小説の中では「池」としか書かれていませんが、のちのこの小説にちなんで三四郎池と呼ばれるようになります。

ところで東京大学の中に誰でも入っていいの?と不安になりますが、誰でも入れました。

文京区のHPを見ると、以下のような注意書きがあります。

大学構内であることをご理解のうえ、散策の際にはご配慮願います。 

 

さて構内に入るとさっそく歴史を感じる建物がずらずらと並んでいます。建物を見るだけでも一見の価値あり。

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アールデコ様式の建物が美しい。東大の中は素晴らしい建築物であふれています。

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こんなちょっとした場所にも歴史を感じる。

これはたぶん安田講堂。正式には東京大学大講堂。1968年の東大紛争の舞台になったあの有名な建物。このボロッとしたかけたところは紛争の時のものかしら・・・

 

道の途中には大きな木が枝葉を広げていてベンチもあったりして休憩場所もたくさん。

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気持ちのよさそうな場所。

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木陰もたくさん。

この辺を歩いてるだけでも気持ちがいいです。それにしても広いです。

地図を見ながら出ないと迷ってしまう広さです。少し坂になっている道を上り、三四郎池に進みます。三四郎池への入口はいくつかあるのですが、坂の下のほうからだとすぐに到着できます。坂の上の方から入ると、どこか山奥の滝に来たような錯覚に陥るような階段を下らなければならいのですが、そういう気分を味わい時にはそちらがおすすめです。

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森の入口のような雰囲気のある道

到着しました。池の周りには鬱蒼とした木々が生い茂って、渓谷に来たような気分になります。

この日は雨上がりで立ち込めるような湿気。池の周りは湿度100%くらいありそうでした。

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池には鯉や亀がたくさんいました。

東京に住んでいると、自然の中でぼーっとしたいなあと思うことがありますが、遠くに行く時間もない。そんな時にこういう場所があると助かります。

池の周りは1週でき、ところどころにベンチもあるのでぼーっとできます。

 

ところで三四郎池というのは通称で、本当の名前は「育徳園心字池」というんだそうです。”心字”というのは池の形が「心」という字を象っているからついた名前だそうなんですが、地図で見てもよくわかりませんでした。。

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心の字?

もともとこのあたりは加賀藩前田家のもので、1629年に庭園として整備したそうです。池を大築造したのは1638年。当時の当主前田利常のときです。その後さらに綱紀が補修し、当時江戸にあったお邸の中で庭園としては最も素晴らしいと称されていたそうです。そのころに育徳園と命名され、とても風流な庭園だったと言われています。

そんな場所がいまも残されているなんて、大変ありがたいです。

 

さて思う存分ぼーっとしたところで、池を後にしました。

そのまま帰ろうと思ったのですが、そういえば東大の中に売店があって東大のグッズを売ってると聞いたなあと思い、探してみました。

うろうろして、警備員さんに聞いてみたりして、先ほどの安田講堂の脇にあるということで行ってきました。

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安田講堂と中央食堂の間あたりにありました。お昼時でいろんな人がいて結構混雑してました。

売店には東大グッズがいろいろありました。東大の名前入りのボールペンや消しゴムなどの文房具のほか、ワインや焼酎、お菓子、東大野球部キューピーちゃんキーホルダーなどなど。中は撮影NGでしたので写真はありませんが、そんなに広くないスペースに面白いグッズがたくさんあって楽しかったです。

さていろいろ買って満足して、東大を後にしました。

最後に正門の方から振り返って1枚。

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よく写真で見る建物。絵になります。


三四郎池の場所はこちら